<近藤さんの本の紹介>
○「シルバーバーチの霊訓〈3〉」(潮文社)
・解説 より
人類は太古よりいずこの民族でも“死んでもどこかで生き続けている”という漠然として信仰を抱いてきた。
本来が霊的存在であることが分かってみればそれは当然のことと言えるが、従来はそれが“信仰”という形で捉えられ、しかも地上での生身の生活が実在で、死後の世界は形体も実質もない世界であるかのように想像したり、地獄や極楽、天国といった人間の恐怖心や願望から生まれるものをそれに当てはめていたが、所詮はそう思う、そう信じるといった程度のものに過ぎなかった。
それが19世紀半ばに至って、各種の超常現象、いわゆる心霊現象が五感で確認できる形で実験・観察できるようになり、それによって“霊”の存在が信仰から事実へと変わり、その“霊”からのメッセージによって死後の世界の真相が次から次へと明かされていった。
○「シルバーバーチの霊訓〈4〉」(潮文社)
・まえがき より
シルバーバーチは宗教とは互いに扶助し合うことに尽きると言う。
神とは自然法則であり、腹を立てたり復讐心をむき出しにする人間的な神ではないと説く。
○「シルバーバーチの霊訓〈5〉」(潮文社)
・質問に答える
<でも戦死していく者は苦痛を味わうのではないでしょうか。>
苦しむ者もいれば苦しまない者もいます。
一人ひとり違います。
死んでいるのに戦い続けている人がいます。
自分の身の上に何が起きたかが分からなくて迷う者もいます。
が、いずれも長くは続きません。
いずれ永遠への道に目覚めます。
むろん寿命を全うして十分な備えをした上でこちらへ来てくれるに越したことはありません。
しかし、たとえそうでなくても、肉体という牢獄に別れを告げた者のために涙を流すことはおやめになることです。
その涙はあとに残された人のために取っておかれるがよろしい。
こう言うと冷ややかに聞こえるかも知れませんが、とにかく死は悲劇ではありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿