「レッドマンのこころ―「動物記」のシートンが集めた北米インディアンの魂の教え」
・訳者あとがきより
著者が『動物記』のシートンその人であることを確認したのは、まったくの偶然である。
読書家の知人が、シートンの全集にThe Gospel of the Redmanなる署名があると教えてくれたのである。
どうやら、シートンというと『動物記』を連想させるほどその印象が強かったために、シートンが最後に行き着いた人生観が随所に見られる本書も、その存在の影が薄くなってしまったのであろう。
八十六歳で他界するその十年前に書かれた本書の「エピローグ」は、シートンの人生観の集約であるとみてよいと私は思うのであるが、そうした側面は、世間的にはあまり知られていないようである。
・目次
一章 レッドマンのこころ
二章 レッドマンの社会生活
三章 健康美あふれる生活
四章 預言者ワバシャは語る
五章 レッドマンの「古事記」
六章 レッドマンの「血」を死守せんとした英雄の系譜
「これが死後の世界だ―開かれた来世 (潮文社リヴ)」
・まえがきより
私は、かねがね、今まで自分が読んだ霊界通信を一冊にまとめてみたいと思っていたのであるが、その望みがようやく本書となって実現した。
引用したものには私なりの解説を加えてある。
全般的に観たかぎりでは、これで死後に関する一通りの知識は得られるのではないかと自負している。
・目次
第一章 霊界通信はどこまで信用できるか
第二章 死後の環境
第三章 霊魂の成長と進化
第四章 地上生活の目的と意義
第五章 霊界の仕事
第六章 地上的縁の行方
第七章 神の啓示
第八章 むすび
「スピリチュアル・ストーリーズ―天使がくれたおくりもの」
・訳者あとがきより
この童話には、死後の世界や霊界の話がよく出てきます。
それらは事実を述べたものであって、作り話ではありません。
二十一世紀になって急にスピリチュアルな世界に関心が寄せられるようになり、書店の精神世界のコーナーには、たくさんの本が置かれるようになりました。
ですが、霊の存在を当たり前の事実として扱っている童話は、おそらく本書が初めてではないかと思います。
そのため、訳してから出版にこぎつけるまでに、半世紀もの時間がかかってしまいました。
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