2017年4月1日土曜日

シルバーバーチの霊訓 その6

平成になってから刊行されたシルバーバーチのシリーズがあります。

前出の全12巻が終了したあとサイキックニューズ社のオーツセン氏が、自社に保存されていない霊言の記録を当時のメンバーないしはその遺族から提出してもらって編纂したものです。


シルバーバーチ 愛の摂理(TEN BOOKS)

・まえがき(近藤) より

シルバーバーチというのは今からほぼ3000年前、イエス・キリストより1000年も前にこの地上で生活したことのある霊ということ以外は、地上時代の姓名も地位も民族も国家もわかっておりません。

本人が明かさなかったのです。

せめて姓名だけでもとお願いしても、「それを知ってどうしようというのです?もしも歴史上の有名人だったら有り難がり、どこの馬の骨かわからない人物だったらサヨナラをなさるおつもりですか」といった皮肉っぽい返事が返ってくるばかりでした。


シルバーバーチ 愛の力」(TEN BOOKS)

・まえがき(編者) より

肉体の死が生命の終焉だと信じている人、最後の息を引き取った時、ローソクの火が消えるごとく生命の火が消えるのだと主張する人は、ほんとに気の毒というほかない。

この地上での寿命など、永遠の生命の流れの中ではホンの一瞬の間に過ぎないからである。


シルバーバーチ 愛の絆(TEN BOOKS)

・本文 より

睡眠の目的そのものは単純です。

身体は一種の機械です。

実にすばらしい機械で、地上のいかなる技術者にもこれほど見事な機械は作れませんが、機械である以上は休ませることが必要です。

そうしないと機能を維持することができません。

大切なのはその身体の休息中に、霊がその身体から脱け出て活動しているということです。

まさに、人間は毎晩死んでいるといってもいいのです。

わずかにシルバーコードによってつながってはいても、霊は完全に身体から脱け出ています。

そのコードは実に柔軟な性質をしていて、霊はその束縛なしに完全に肉体から解放されています。

その間におもむく先は、それぞれの霊的成長と進化の程度に似合った環境です。

が、それがどこであれ、そこでの体験は地上世界の時間と五感の範囲からはみ出したものばかりですから、脳という物的器官では認識できないのです。

シルバーコードが完全に切れて霊界の住民になってしまえば、そうした睡眠中の体験のすべてを思い出すことができるようになりますが、今は断片的にしか思い出せません。

霊界ではそれが通常となるわけです。

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