霊界では、親和力の作用によって似たもの同士の関わり合いの生活となっているようです。
そこでは、イヤな思いをすることもなく、霊としての成長も滞りがちのため、物質界に誕生をして、魂の鍛錬をするのです。
まあ、簡単に言えば、ということで、本来は複雑な、人間では理解できないいろいろな理由があるようですが。
その人間界が、あまりにも物質的に片寄りすぎて、本来の霊的存在としての自覚を持てない世界になっていることを憂いた霊界側が、人間界に働きかけて、霊としての自覚を促そうという活動が盛んになったということです。
そこで、まず、霊の存在を示すために、いろいろな物理現象を表現します。
それを、19世紀の大科学者たちが真剣に実験・研究を重ねていき、霊の存在を実感することとなります。
その後、先に紹介したシルバーバーチなどが霊的存在としての人間が、どう生きるべきかを説いていくこととなったのです。
ということで、大雑把に説明しましたが、今回は、そうした霊や霊界の存在について、私が一番感銘を受けた本を紹介します。
それが、「これが心霊(スピリチュアリズム)の世界だ」(潮文社)です。
霊が物質化していく様子を写した連続写真や、異なる木質のリングが交叉した写真などが、とても説得力を持っています。
まあ、懐疑的な見方をすれば、いくらでもケチをつけることは出来るのでしょうが、、、。
・まえがき より
私は確固たる信念にもとづくスピリチュアリストである。
少なくとも私自身には死後の生命の存続が一点の疑念の余地もないまでに立証されているからである。
それは決して願望が生み出す手前勝手な信仰の産物ではない。
過去37年間にわたって私は驚異的な心霊現象を数多く見てきた。
そして究極的にはたった一つの結論しかないと判断した。
すなわち、肉体を棄ててあの世へ行った知的存在いわゆる霊魂によって惹き起こされているということである。
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